呼吸法(調和道の丹田呼吸)へようこそタイトル

簡単に出来る丹田呼吸法ー3呼1吸法(短息のリズム呼吸)です。早速トライしませんか!

 どんな呼吸法ですか?説明すると以下の通りですが、動作は  You Tubeでご覧ください。


T、方法  フッ・フッ・フーと3回鼻から瞬発的にやや強めに息を吐き、その反動で1回息を鼻から吸う。この3呼1吸のリズムを反復繰り返すだけ
      です。息を連続吐くと言っても、息を吐くたびに無意識に息が入ってきます。
      息を吐くのに口の方が吐きやすい方は口でもよいです。口をつぼめて。ただし、吸うのは鼻で行ってください(生理学的・医学的に)。

      姿勢は、腰を立てて(腰砕けはダメ)、お臍から上のお腹(みずおち下と言う)を緩めながら(突っ張らないように)行ってください。
      呼吸と動作を調和させながら行うと、やりやすいので、以下の動作と一緒に3呼1吸を行ってみましょう。
      そして、呼吸法で大切なことは、吐く息に心を込めることです(集中することです)。

      3呼1吸を12回繰り返したら、上半身を伸び縮みさせながら3回軽く深呼吸をする(緩息と言います)。これが1セットです。
      何セット行ったらよいか?公益社団法人調和道協会の2代目会長の村木弘昌医学博士は、初心者は、5セット(5分もかかりません)、
      慣れたら10セット以上行うことを勧めていました。
      私は、毎日、20分程度連続して行っていただくことをお勧めします。リズム良く、楽に・楽に・楽に!
      継続は力なり。長く続けられるように、以下の動作を組み合わせて行いましょう。最初から20分は大変でしょうから、先ずは5セットからスター
      トしましょう。

U、動作の種類
    @タオル絞り
      ハンドタオルを三つに折りたたんで、両手の手の平を上に向けて軽く握る(腕に無用な力が入らないように、小指薬指で握る)。
      フッと息を吐くのに合わせてタオルを絞り、そして緩める(息が無意識に入ってくる)。3回目の吐きは少し長めにフーと吐き、両腕を伸ばし
      切ってタオルを絞る(丹田・下腹部に無意識に力がこもります)。

    A座りマラソン
      椅子に座って、腕の振りに合わせて息を吐く。手は軽く握り、腕に力を入れないで、ティッシュを後ろへ放り投げるように振ってください。
      外が大雨や強風などでウオーキングできないときにお勧めです。

    B剣道の素振り
      両手を合わせて、それを竹刀のようにして息を吐きながら振り下ろす。3回フッ・フッ・フーと下げ上げし、そして息を吸いながら上段の構え
      に。両手を合わせて行うのは腕に無用な力を入れない為です。ただし、気力は込めて行ってください。

    C足踏み
      足踏みに合わせて息を吐く。膝小僧を直角になるまで上げて行ってください。スピード・リズムは自分の体調に合わせて行ってください。
      尚、足音が気になるような場所(2階など)では、踵だけ上げる程度の足踏みでもよいです。
      足の底から息を吐きだすイメージで行ってみてください。重心が安定します。

    Dウオーキング(散歩や所用で外出する時などいつでも歩きに合わせて行いましょう。習慣化できるまで頑張りましょう)
      踵が地面に着地するときに合わせて息を吐く様にしてしてください。
      歩くスピードに呼吸を合わせて(調和させて)行ってください。(散歩ならゆっくりと、早足ならそれに合わせて)
      ベストは、朝の太陽を浴びながら20分〜30分のウオーキング、吐く息に集中して。
      上記@〜Cの室内で行う動作のように12回やったら軽い深呼吸数回というリズムでなく、時々、深い深呼吸を歩きながら数回行うようにして
      続けてください。体調に合わせ、無理なく続けられるように。      。
      先ずは、3か月続けることがカギです。最初のうちは、飽きたら、いつものウオーキングに戻したり、周りの景色を楽しみながら行ってください。
      飽きない工夫として、2呼2吸(2回続けて吐いて、2回続けて吸う)や日本人が大好きな元気が出る3・3・7拍子(3回吐いて1回吸う・3回吐い
      て1回吸う・7回連続吐いて1回吸う)で、歩いてみましょう。2呼2吸法は坂道を登るときとか、ご高齢の方とか、少し息苦しくなった時などに
      お勧めです。

V、何故心身の健康に良いのか
    @血液の循環がよくなる。(呼吸のたびに横隔膜が上下し、お腹の静脈血(体全体の約半分)を心臓に戻す。)
    A短い呼吸の連続で、沢山の酸素と炭酸ガスの交換を促す。
    B自律神経のレベル・バランスの改善をもたらしてくれる可能性がある。
    C脳内物質のセロトニンの分泌を活性化してくれる可能性がある。

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