呼吸法(調和道の丹田呼吸)へようこそタイトル

これから呼吸法を学びたい。どうしたらよいか?
―――私の経験からのアドバイス

呼吸に関わる心身の健康法には、座禅、気功、太極拳、ヨーガなど、色々ありますが、どれがベストなのかは私には分かりませんし、お話しする資格はありません。。
私が調和道丹田呼吸法を選んだのは、偶然なのかもしれません(私自身は、不思議な縁のお陰と思っております)。
私が唯一本格的に取り組んだ調和道丹田呼吸法を、私が皆さんにお勧め出来るのは、前述したとおり、自分がこれにより助けて頂いたからです。心身両方の健康に間違いなく効果があったからです。
それに、この呼吸法は,型・やり方が極めてシンプルであり、私にも無理なく継続できたからです。
そして、100年もの長い間にわたり社団法人として、心身の健康増進のために普及活動を継続してきたと言う事実こそ、広く世の中に支持されてきた証拠であると思え、そして、私自身も、二代目会長さんの村木医学博士の何冊かの著作を読んで、間違いないと確信しました。
確かに地味な健康法ですが、心身の健康法として、実践する価値は間違いなくあると私は思っております。

私は、自分が病になって初めて調和道丹田呼吸法に出会いました。
私が皆様に申し上げたいことは、病で悩んでおられる方は勿論ですが、今健康な方――現役サラリーマン、リタイアーされたシニアー、家庭の主婦などーーにも、今から呼吸法に取り組んでいただきたいということです。日常生活の中に組み込んでいただきたいのです。予防、攻めの健康のために。
それから、今、子供たちのキレとかウツとか精神の落ち着きのなさが大変心配されています。あなたのお子様に呼吸法を教えてほしいのです。明日の日本を担う子供たちに。(斎藤孝「呼吸入門」角川書店をご参照ください。)
ご家族お揃いで、呼吸法に取り組んでいただきたいのです。

それでは、『調和道丹田呼吸法』を学ぶためにはどうしたらよいか、その入り方について、私の経験からご説明します。

  1. NPO法人丹田呼吸法普及会では、オンライン研修会を実施しています。又、認定教室がお近くにあれば実習を受けることができます。
    連絡先:tandenbreathing@hotmail.comに連絡し確認してください。同会のホームページで認定教室を確認してください。 https://www.tandenbreathing.com
  2. YouTubeで丹田呼吸法の動画を見ながら実習する。リアルの指導ではないので難しいが、肩、腕など上体の力を抜いて笑みを浮かべながら真似しながら、息を無理なく吐きましょう。お腹に無理に力を入れるようなことは決して行わないようにしてください。
     ・カッパチャンネル、丹田呼吸 (中田邦夫先生)                                                        ・鈴木光弥・丹田呼吸(鈴木光弥先生)
  3. 関係図書を購入し、呼吸法を勉強する。
    私のお勧めの本
      丹田呼吸健康法(著者 医学博士・元調和道協会会長 村木弘昌氏)        発行所 創元社
      藤田霊齋 丹田呼吸法  (著者 元、調和道協会協会副会長 鈴木光弥氏)   発行所 佼成出版社
      丹田呼吸法の実際  (著者 元、調和道協会副会長 佐藤道平氏)         発行所 創元社
    但し、図書だけでは分かりにくいので、できるだけ早く、前記認定教室、オンライン研修などで指導を受けるようにしてください。
     誤ったやり方は、無理な力が入り、努責を生み、かえって体に悪い結果をもたらす恐れがあります。また、効率も良くないと思います。
    繰り返しになりますが、最初の半年間から1年間ぐらいは、、上虚・つま り上腹部を徹底的に柔らかくすることに意を注ぎ実習をしてください。下実・つまり下腹部に腹圧をかける場合は必ず息を吐きながら行い、無理をしないようにしてください。
  4. 呼吸法と言うものに関心があり、やってみたいと思うが、今は時間がなく余裕がない方へのアドバイス
    次の二つは簡単です。継続しているうちに、心身の健康に少しずつ変化があると思います。トライしてみてください。 
    短い息 前記のdの三呼一吸を歩きながらやってください。鼻で、フッ・フッ・フーと歩くリズムに合わせて瞬発的に心をこめて吐く。 息を吸う方は意識しなくて吐いた反動で吸う。これも鼻で。
     この短い呼吸は、元気になります。胆力や耐える力を養います。
    営業の途中とか、出社・登校の途中とか、これから何かをやるぞと言う時には特に良いと思います。勿論、散歩のときにも。酸素がたくさん体に入ってくること、横隔膜がその都度、内臓をマッサージし血液の循環を活発にすること等、体に良いのは言うまでもないです。
     散歩の場合は、朝陽を浴びながら、できれば20分から30分、三呼一吸で歩きたいです。(適当に深呼吸を入れながら、疲れないようにして)

    長い息 3秒息を吸って、2倍の6秒で息を吐く。或いは、5秒吸って10秒吐く。いずれも鼻で。出る息に心を込めて。
    慣れてきたら、吐く息を吸う息の3倍、4倍と長くする。1分でも3分でも5分でも10分でもよいから時間を捻りだしてやってください。尚、無理に下腹部に腹圧をかけるようなことはしないで、腹式呼吸を無心に行ってください。
    心が落ち着きます。脳循環が活発になると思います。

 5,、宮城県並びに近県にお住まいの方

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